2018.05.30(水)アップライトピアノを囲んで

調律を終えたピアノと今日は1日作曲!と意気込んでいたら、父と母がピアノを聴かせてとドアのノック。
ショパンの「別れの曲」の前半部分と、ドビュッシーの「月の光」の前半部分、弾けることろだけ演奏してみました。

父はピアノを習ったことがないのですが、簡単な3コードをちゃんとメロディーに合わせて弾くことができ、
絶対音感を持っています。
その後、父がピアノの椅子に座って、片手で自分の知っているメロディーをなぞり始め、中学校の校歌を歌い弾き、
「帰れソレントへ」「野ばら」等々、止まりません。
父の弾くピアノは、爪があたってカチカチという音が一緒に鳴るのが特徴です。
とても楽しそうです。

曲作りになかなか取りかかれなかったけれど(笑)、
ピアノを囲んでこんな豊かな時間を過ごせたことよかったなぁ。

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2018.05.29(火)ピアノと心のチューニング

昨年から、自分の作品を作ろうと少しずつ曲を作っています。
そう思い立っても、なかなか曲が生まれず悩む日々。

そんな折、名古屋の実家に寄った時に、実家のアップライトピアノに向かってみたら、ポンと曲が生まれました。
それから実家に寄れるタイミングがある時は、毎回ピアノに向かっています。

ピアノは、長年調律せずにいたのでチューニングはひどい状態で、
でも、そのオンボロな音もかわいいなと思っていたのですが、
祖母の三回忌で実家に来るこのタイミングで、
ちゃんと調律をしてあげようと、28年振りの調律が始まりました。

ピアノの中を覗いてみると、28年分のホコリと、
鍵盤が元に戻るために必要なバットスプリングコードという糸が劣化して切れている状態でした。
ハンマー部分を取り外し、糸を新しいものに替えていただくために1度工房に持ち帰ることに。
調律は翌日に。

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そして今日、調律が始まりました。
あまりに久しぶりすぎて1度調律してもすぐ戻ってしまいます。
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3度の調律をして、丁寧に調律をしてくださり、弦が切れてしまうことなく442hzに生まれ変わりました。
奇しくも私の誕生日の日に。

明日は1日、このピアノと時間を共に過ごしてみようと思います。

 

2017.03.17(土)音と光り絵コンサート、またいつか。

愛知県江南市で開催された東日本大震災復興支援3Days
音と光り絵コンサート~歌う切り絵の物語〜が終わって一週間経ちました。
 
池田綾子さんの歌、酒井敦美さんの光の切り絵、桜井登也さんの写真があって、だからこそ作れた世界で、
そして何と言っても、江南市のみなさん、館長さん、市長さんの温かい気持ちが盛り上げてくださったコンサートでした!
被災された方々に直接的に何もできていない私ですが、何らかの力になれていたのならうれしいです。
そして江南市のみなさんの志を、繋がったご縁を、これからも大切にしていきたいと思っています。
 
一旦ピリオドを迎えることとなりましたが、3年間どうもありがとうございました!
明日へと向かって歩いて、またお会いできる日を楽しみにしています。

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2018.01.10(金)ご褒美の空

自宅で作曲作業中、
ふと窓から見えたのは、ピンクに染まったきれいな夕空。

このあと、あっという間に暮れてしまったから、
その美しい一瞬に気づけてよかった。

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今日はずっと悩んでいた部分のアレンジが進んだり、
新しいアイデアが聴こえてきたり。

津端修一さん90歳と英子さん87歳、
建築家夫婦の日々を切りとった『人生フルーツ』という映画の中の
「こつこつ、ゆっくり、ていねいに時をためる」という言葉を思い出しました。

こうやって時間をかけて、こつこつと進めること。
これはとても贅沢な時間かもしれないなと思ったら、
ご褒美の空!

2018.01.06(土)音の葉の庭

お正月特番でテレビ放映されたものを録画して、今、新海誠監督の映画を何作も続けて観ています。
私が初めて新海監督の作品を観たのは、お恥ずかしながら社会現象にもなった「君の名は。」から。
映画に出てくる風景は、新宿、代々木近辺の風景を描いていて
その緻密さに驚いたのですが、
今回他の作品を観てみたら、他の作品にも新宿、代々木近辺の風景がふんだんに登場していました。
私もよく知っている風景が描かれているとなんだかうれしいです。

そして先ほど「言の葉の庭」を観ました。
描かれている場所は私も行ったことのある場所で、万葉集の歌の響き、
緑と雨の風景の美しさや、その場所ではじまった物語にも引き込まれました。
そして最後、エンドロールの歌、ひとフレーズ聴いただけで心を持っていかれました。

この曲は誰が歌っているのだろう?とエンドロールを待っていました。
歌は「Rain」という曲で、秦基博さんがカバーした大江千里さんの曲でした。
私が中学時代の時によく聴いていた渡辺美里さんのデビューアルバム、
その中の1曲、大江千里さんが作った「悲しいボーイフレンド」という曲が大好きでした。
まさにこの切ないメロディーと歌詞は大江千里さんの世界。
最初のフレーズから心を掴んだのは、体に中に残る音楽の記憶に一瞬でリンクしたのだと思いました。

まるで映画のために書き下ろされたような曲です。

「言の葉の庭」。
目を、耳を、心を癒された作品でした。