2019.08.26(月)新しい扉

長谷川久美子1st.ソロアルバム「花を摘む」リリース記念ライブが
愛知 江南市 予約席、そして、東京 尾山台Flussでの公演が無事に終了致しました!

江南市の予約席での初日。
どこかしらフワフワして迎えた当日でしたが、
ジャケットデザインを手掛けくださった
扇谷一穂さんの作品が会場に花を添えてくださって、とても華やか空間でのライブとなりました。
アップライトピアノの並びには、ジャケットの原画を飾り、絵から吹いてくる風を感じながら演奏していました。

そして、山際奈津香さんのチェロの音色が音楽に膨らみを。
音響は堀場大介さん。
自分で音響を借りてライブしようかと最初は考えていた私でしたが、春にみなとまちのイベントで出会えたこのご縁に感謝です。

6年振りのソロライブ。そして初めての作品を届ける日。
どんな自分でライブが始まるのだろうと思っていました。
アットホームな予約席さんの雰囲気の中で、
振り返ってみると、緊張していたし、けれど、音楽を楽しんでいる自分もいたような気がします。
予約席のオーナー、恭子さんがアップライト越しに見えて、その存在感になんだかリラックス。。

予約席では、私の実家がある愛知での公演でしたので、
実家の風景の話をたっぷりお話しながらの会となりました。
実家がありながら、転勤族だったこともあって一度も住んだことのなかった愛知と
音楽を通して、またひとつ近くなれてうれしく思います。

 

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「音と光り絵コンサート」で繋がったご縁。
温かな時間をありがとうございました!
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予約席から一週間後。
機材を持ち込んでレコーディングした場所、尾山台 Flussでの公演も無事に終了致しました!
東京公演では、ゲストにレコーディングでも参加していただいた
チェロの五十嵐あさかさんをお迎えしました。
大学の後輩でもある、あーこさんは自由なチェリストで、即興や、チェロを弾きながら歌ったり、いろんな飛び道具を持っています。
なので「遊び弾き」と称して、私とあーこさんで即興もお届けしました!
あまりに楽しかったから、近いうちに2人でイベントやりたいな!そして、レコーディングを手がけていただいた田辺玄さんを音響でお迎えしました。
アルバムを包む空気感は、玄さんとの出会いがとても大きく、玄さんとお話したいと思ってステージにお呼びしました。
もっと玄さんの音作りのこととかお話していただいたらよかったのに、
私が玄さんの言葉に何度も救われた話で終わってしまったこと、ただいま反省しております。
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ジャケットデザインを手がけてくださった扇谷一穂さんと、ジャケットの原画の前にて。

 

 

そして今、
2つの公演を終えて振り返っています。

長い時間、音楽の世界で過ごしてきていますが、友達も、音楽仲間も、
ステージでピアノのサポートをしている私のことを知ってくださっている方も、
私から生まれてくる音楽というものを知らなかった方がほとんどだったと思います。
なにより私が知らなかったから。
ひとりで音楽に向き合って作ったのは、大学の卒業制作以来。
今回作品を作ろうと決めたけど、何を作っていいのかわからなかったところから始まって、時間をかけながら紡いでいきました。
どう届くのだろうか。ライブは聴きに来てくださる方がいるのだろうか。
雲をつかむような気持ちでした。
終わった今思うことは、はじめましてってデビューしたみたいな感覚に溢れています。
音楽やっていて今更そんなことを言うの?って驚かれるかもしれないですが、知ってもらえたことがうれしかった。
遅いけれど、今が私のタイミングだったんだなと思います。
そしてこれからは、もっと心軽やかに音楽に向き合ってみよう。

ライブにお越しいただいき本当にありがとうございました!
そして、掛けていただいた言葉、本当にありがとうございました!

祖母に背中を押してもらって作品を作ろうと決めてから、
たくさんの方々に背中を押してもらってここまで来られたと感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
今度はこの作品をもっと聴いてもらえるように、
次の景色を歩いてみたいと思います。

心より
ありがとうございました!

長谷川久美子