2018.12.29(土)2018年 秋から冬に季節が変わる中で。

今年の秋は、池田綾子さんと松本英子さんのNewAlbumの制作に参加させていただきました。
池田綾子さんではアレンジを、
松本英子さんでは、楽曲提供とアレンジを。

二人の活動を側で見てきていて、色合いの違う二人の度胸や底力をいつも感じています。
ずっとステージに立ち続けて手にしてきたもの、その軌跡を感じるアルバムではないかと感じています。
そんなお二人のレコーディングでは、私は学ぶことばかりでした。

池田綾子さんのアルバムは、初のセルフプロデュース作品だと思っています。
歌手であり、作家であり、プロデューサーであり、アレンジャーであり、いろんな顔を持つアーティスト。
全てをこなしながら制作を進める姿に感服するばかりです。
ソングライターとして認知されて、いろんな場面で求められて作ってきた曲たちが収録されています。
1曲1曲が存在感を放つ作品ばかりです。

松本英子さんはデビュー15周年を記念して初のクラウドファンディングでアルバムを制作しました。
英子ちゃんの人徳で、活動してきた年月で縁を紡いできた素晴らしいミュージシャンがたくさん参加した作品となっています。
ご一緒して感じるのは、英子ちゃんはいろんな歌が唄えるシンガー。
だからこそ、今回の収録曲のバラエティーがすごい!
正にアルバムタイトルも「COLORING BOOK 」。いろんな色彩の歌が待っています。
是非、手に取っていただけたらと思います!

そして、12月はコンサートが続きました。

大学の後輩でもある糸魚川在住のピアニスト、藤本利恵さん主催のクリスマスコンサートに出演しました。
新潟に所縁のある音楽家が集まりました。
冬の日本海のすぐ横に建つ会場にて、
クラシックの演目の中で、私はポップス音楽をお届けしました。
クリスマスメドレーを連弾にアレンジしてみました。
小学3年生のハナちゃんと、藤本利恵さんと私の3人で
入れ替われるように演奏できるアレンジ!
そしてソロで「私の中のスープ』の2曲をお届けしました。
手作りのコンサートということもあって、急遽人生初の館内アナウンスもしたり!
手作りのコンサートはとても楽しいですね!
また糸魚川コンサートで共演できる日を楽しみにしています。

そして、手嶌葵さんの三重県鈴鹿でのコンサートにピアノで出演しました。
手嶌葵さんの歌をとても繊細で、そして曲はお洒落で繊細で素敵な曲がいっぱいです。
ただただ緊張の中で終わってしまった。。。もっと楽しみたかった。。。
緊張しても良いことなんてないのはわかっているのに、バカみたいに緊張して、
精進が必要だなぁと、凹みながらも前向きに頑張りたいと思いました。

そして、今年最後のコンサートは、「かたりと歌とピアノで贈るクリスマス」
山田雅人さんの『かたり』と池田綾子さんの歌、私のピアノで贈るコンサート。

今年の「かたり」は、「星野仙一物語」と「チャップリン物語」。
生前の星野仙一さん本人を取材して生まれた「かたり」です。
山田さんに何かが宿っていました。ステージ上で聞いていて鳥肌が立ちました。
会場ではあちこちですすり泣く音が聞こえてきました。
もし星野さんが元気でいらしたら、会場にいらしてくれることになっていたそうですが、
きっと星野仙一さんに届いたのではないかと思います。
「星野仙一物語」のかたりを受けて続いた歌は「空の欠片」だったのですが、
歌にもピアノにもきっと何かが宿っていました。
今年最後のコンサートの締めくくりは、本当に良い時間でした。

来年は12月7日に開催決定です!
今年は満員御礼で、チケットが手に入らない方もいらっしゃったようです。
来年是非、この感動を味わいに来てくださいね!

まとめてUPしたので、すっかり長くなりました。
年の暮れの大掃除と共に、やっとUPできて心置きなく年が越せそうです!!!