2018年ももうすぐ終わろうとしています。
今年1番心の中を占めていたことは、
1年前の春に思い立ち決めた、オリジナル作品を作るということ。
1人で作るオリジナル作品は大学の卒業制作以来です。
自分から生まれる音楽は、はたして一体どんなものなんだろう?
自分でもつかめなかったところからのスタートでした。
なかなか曲ができなかったり、視界が開けたかのように曲が生まれてきたり、
その感覚をまた見失って苦しんだり。
そんな時間を経て、12月の初旬。
1年掛けて作ってきた曲たちのレコーディングを終えました。
この作業の総決算でもあるレコーディングの時間は、
作品作りってこんな楽しいものなのか、と新しい風景を見せてくれました。
そして、レコーディングエンジニアをしてくださった田辺玄さんの感性に導いてもらった音世界。
玄さんの感性も合わさって、とても良いレコーディングの時間を過ごせました。
ピアノも歌も曲も、その時の自分の持っているものしか出せない。
形として残せるほどのものなのか、正直自分で確信がなかったのですが、
実際レコーディングになった時に、こうしようと思っていたものとは違うアプローチになったり、
自分でも予期せぬ演奏が生まれたり、また、できなかった部分も含めて、
すべて今の私の手から生まれたもの。
そして生まれてきたものは、、、
自分の想像していたものより、もっと違った質量をまとっていました。
これは1番の驚きでした。
作っていた私すら知らなかった私の中のスープ。
3月すぎに完成できるよう準備をしています。
もうしばらくかかりますが、楽しみに待っていてくださいね。
HPを訪れてくださる皆さまへ。
今年もありがとうございました!
そして、来年もよろしくお願い致します!
長谷川久美子